
この記事では、語学スクール「ベルリッツ」の退会・解約方法、途中解約に伴う返金規定についてわかりやすく解説します。
これから入会を検討している方、既に受講中で解約を考えている方は、事前に確認しておくと安心です。
1. ベルリッツの「解約」と「退会」の違い
「退会」はサービス利用を終了することを指し、「解約」は契約途中でサービスを取りやめることを指します。
多くの場合、両者はほぼ同義として扱われていますが、契約書の文言に応じて異なる場合があるため、確認が必要です。
2. クーリングオフ制度の対象と条件
契約書を受領した日を含めて8日以内であれば、以下の条件を満たす場合にクーリングオフ制度が適用されます。
- 契約期間が2ヶ月以上
- 契約金額が5万円を超える
この場合、入学金・授業料・教材費は全額返金され、教材の返送料もベルリッツ側が負担します。
3. クーリングオフ期間後の途中解約(一般コース)
ベルリッツの一般的な通学・オンラインレッスンでは、英語以外も数十以上の言語が学べます。主なコースとして以下があります。
- 英語(グループレッスン、マンツーマンレッスン、短期集中、TOEIC対策、IELTS対策など)
- 中国語(普通話)
- 韓国語
- フランス語
- ドイツ語
- スペイン語
- イタリア語
- ポルトガル語
- アラビア語
- オランダ語
- インドネシア語
- タイ語
- ベトナム語
- その他40言語以上
これらのコースは、クーリングオフ期間が過ぎても、未受講のレッスンが残っていれば、途中解約と返金が可能です。返金額は以下のように計算されます。
- 未受講残高から「20%または5万円」のいずれか低い額を差し引いた金額が返金されます。
- 返金方法は銀行振込など。クレジット払いの場合はカード会社へも連絡が必要です。
例:237,600円を一括払い → 解約手数料20%=47,520円 → 返金額は190,080円
4. Berlitz Flexコースの解約条件
オンライン英会話+自習形式で提供されているBerlitz Flex(ベルリッツ・フレックス)では、以下の解約条件となっています。
6ヶ月プラン
途中解約は不可です。クーリングオフも対象外のため、注意が必要です。
12ヶ月プラン
- 受講前:事務手数料115,000円を差し引いた額が返金されます(教材の閲覧状況により異なる)。
- 受講後:未受講分から解約手数料(20%または5万円)を引いた金額が返金されます。
- ただし、3レベル以上進んでいる場合や、海外からの受講の場合は途中解約できません。
5. 解約手続きの流れ
- 受講中のレッスンの予約・消化状況を確認する。
- 公式ポータル、電話、または教室窓口で解約の意思を伝える。
- 所定の「払戻請求書」を提出する(必要に応じて返金計算書類も提出)。
- 銀行口座などに返金が行われる。処理には数日〜数週間かかることがあります。
6. 注意点
- 休会制度は一部のプランで利用可能ですが、Kidsクラスなどは不可の場合もあります。
- 教育訓練給付金を利用している場合、出席率などの条件未達で返金対象外になる可能性があります。
- クレジット払いの方は、カード会社にも連絡を入れるのが確実です。
まとめ
ベルリッツでは、契約の種類や状況に応じて適切な解約・返金制度が整備されています。
特に「Flex」などの一部プランでは解約できないケースもあるため、契約前に約款をしっかり確認することが重要です。
※ベルリッツの解約・退会・返金の最新情報は必ず、公式サイトをご確認ください。